どんな時もお互いに感謝の気持ちを忘れない。
そんな雰囲気が伝わってくる素敵なふたり。
≪結婚式はふたりだけで行う≫という新しい結婚式のスタイルで、
アジサイが美しい季節、本番の日を迎えた。
チャペル【IL DISTINO】にて、ファーストミート。
ファーストミートとは、新郎と新婦がそれぞれの部屋で挙式の支度を終えた後、
初めてお互いの姿を見せ合うセレモニーのこと。
新婦が新郎の肩を優しくたたくと、新郎はゆっくり振り返り、
目が合ったふたりは照れくさそうに笑った。
「きれいだよ」と新郎。新婦の目には涙。
ここで、新婦から、新郎へサプライズの手紙をプレゼント。
「結婚式を挙げてくれてありがとう」
「これからもよろしく」
新郎も感激の表情。
そしてなんと、新郎からも新婦へサプライズで手紙が準備されていて、新婦も驚く。
「僕と結婚してくれてありがとう」
「これからもよろしく」
ずっと一緒に居れば、言葉にしなくても伝わることがたくさんあるかもしれない。
でもふたりは、これまでの交際期間中も、自分の想いを文章にし、たくさん手紙を贈り合ってきた。
今日という特別な日だからこそ、大切なことを伝えたいという気持ちは、ふたりとも同じだった。
挙式は、ステンドグラスとシャンデリアが印象的な会場【石の蔵】で、厳かに。
階段を進む1歩1歩が、ふたりのこれまで歩んできた人生と重なる。
あえてゲストは呼ばず、ふたりで愛を誓うスタイルを選んだ新郎新婦。
牧師からのメッセージや賛美歌、誓いの言葉、指輪の交換、誓いのキスと、
愛を確かめ、絆を深めるセレモニーが行われた。
セレモニーを無事に終えたふたりの表情はとても晴れやかで幸せに満ちていた。
挙式後は、チャペルやガーデン、石の蔵など、
敷地をめいっぱい使ってフォトウエディング。
「素敵な結婚式が挙げられて本当によかった。
こんなに幸せな時間を過ごせたこと、一生忘れないと思います。」
これからもふたりの言葉が、想いが、永遠に綴られていく。